sweet revenge 3
あとがき



 
 sweet revengeと聞いて
坂本龍一のアルバムを思い浮かべた方は多いかと思いますが
ざんねんながら関係ない上に(笑)持ってもいないんです。
彼の音楽は結構好きなのですが・・・
映画音楽など、商業音楽をとっても商業音楽らしく
しっかり作るのが彼のよいところ。
ある意味ジョン・ウィリアムズの後輩だと思います。
でも、甘やかな復讐、ってなにやら素敵な感じがしませんか?
で、タイトルにいただいちゃいました。
 
 書いていてこまったことは、
私、野球用語がまるでわからない・・・(^_^;)
春海がやっているスポーツなのに
興味もあまりないし・・・(←ほんとにファン?)
小学校のとき、キックベースなるもので遊んだ記憶はあるのですが。
Kurageさんのフットサルにはとおくおよばず、
野球ファンの方には不可解な表現もあるかもしれません・・・
この辺を調べないで勢いで書くところが
気楽でいいのか、なんなのか・・
二次作品って、どんなにまじめにやっても
所詮原作に及ばないと思ってしまうので
水無瀬は複雑です。
 
 いるかちゃんは
倉鹿編でものすごい豪速球を投げていたじゃないですか。
あれは、ほれましたね(笑)。
サッカーも好きですけど、
一対一で勝負できるスポーツって言うのも
ロマンを感じます。
で、里見学習院の生徒さんたちにも
恐れ入ってもらうことにいたしました(笑)。
だって、修学院の生徒たちにくらべて
やつらはいるかちゃんをナメている!
許せん!
・・・と思ったのはきっと私だけではないと思います。(笑)
・         
私は実は東京編にちょっと心残りがあるのです。
画き足りないところが
いくらもあるような気がして・・・
もちろん愛すればこその不満なのです。
倉鹿編はほんとに、もう、ほとんど言うことなしなのですが。
なので、ささやかに、連載打ち切りへの復讐という意味も込めて
(こめたのは今(笑))
sweet revengeといたします。
 
 このお話のBGMは
やはりちょっと元気のいい曲。
80年代に結構人気のあった
Banglesのアルバム「Everything」です。
89年のアルバムなので
若干いるか後(笑)ですが、
80年代の音楽って、何か共通するものがあると思うのです。
どこか、チープな感じ、不良が不良っぽい感じ。
実は90年代に入ってから、80年代の音楽のそんなところが
ださださに思えてしばらく遠ざかっていました。
でも、90年代には70年代がリバイバルしたように
今は80年代がひそかに見直されているよう。
確かに今聞きなおすと
なにやら懐かしさと、こっぱずかしさと、切なさがよみがえってきます。
あのころは私も若かった・・・なんて
みんな思いながら聞きなおしているんでしょうね(笑)。
今聞きなおしても
エターナル・フレームなんかは名曲だと思います。
 
(終わり)


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